屋久島マンゴー日記 [3] [2] [1]

悠久の太古の自然が育む島「屋久島」、神秘的なモッチョム岳の裾野、黒潮が洗う断崖の側に「いわさき農園 屋久島マンゴー」の古里があります。
モッチョム岳を望むマンゴーハウス
海に直接落ちる「トローキの滝」。 いわさき農園からの景色
私、石田尾(イシダオ)がいわさき農園 屋久島マンゴーをご案内いたします。
マンゴーは、熱帯アジア原産、ウルシ科マンゴー属の植物で、「果物の王様」と呼ばれています。
日本には1890年頃導入されましたが、当時は栽培技術が確立しておらず、長い間注目されない果樹でしたが、
1970年に入り、ようやく結実法が開発され、南西諸島や沖縄本島で注目されるようになり、
様々な試行錯誤が繰り返されながら、1980年代になって、今の栽培体系の基礎が出来上がりました。
栽培法については、現在も進化が続いています。
様々な品種があるマンゴーですが、日本で出回っている品種の99%は、
俗にアップルマンゴーとよばれる「アーウィン」という種です。
マンゴー特有の香りが程良く、食味もよい点が日本人の嗜好に合っています。
当園ではハウス3棟(約1,100㎡)で約120本のアーウィンを栽培し、6~8月にかけて収穫を行っています。
2月、おだやかな陽射しの中、花芽が出ました。
当園では収穫終了後、ただちに剪定と施肥を行い、出てきた新芽の中から良いものを選抜して水平に誘引しています。
そして冬季に適切な温度と水分量で管理すると、このような良質の花芽が着きます。
ちなみに、マンゴーの花芽分化には15℃以下の温度に断続的にさらす必要が有るため、
南方に行くほど開花・収穫時期が遅くなります。(桜と逆)
満開の花
花を吊るします
花殻を落とします
4月、枝の先端に数千個以上の小さな花が穂状に開花しました。
受粉は主にミツバチを使用します。
花房の重みで枝が折れたり、傾いたりしないようにひもで吊り、またこまめに咲き終えた花=花殻を落とします。
この作業を行うことで日当たりと風通しが良くなり、病害虫の発生も予防できるため、良質の果実生産へつながります。
摘果作業
マンゴーは初め一花房当たり数十個の小さな果実が着果しますが、この中には変形果も多く含まれています。
このため、早期に良質の果実になると思われるものを選抜し、それ以外のものは摘み取る=荒摘果します。
こうすることで、樹の無駄な養分消耗が抑えられ、樹勢を落とす事なく、果実の品質を上げられます。
糖度計
光でマンゴーの糖度(甘味)を測る機械です。
より良いマンゴーをお届けできます。
(これから)
荒摘果した果実が大きくなるにつれ、順次選抜、摘果を行い、最終的には、一花房当たり1~2個に制限します。
また果皮の色のりがよくなるように細めに果実を吊り直します。根気の要る作業を続ける事で、より良い果実が収穫できます。
「いわさき農園 屋久島マンゴー」は6月下旬に販売予定です。
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